
日本水彩画会の最高賞である文部大臣奨励賞をとった思い出の作品。
1971年、F100(1303×1620)、水彩
板に紙を貼って描いてあります。いっけん油彩のようで、まぢかで見ても油彩のようです。画家はほどなくして水彩画会を脱退し本格的に油絵をはじめます。気分も魂もすでに油彩にありながら水彩画を描く異端が絵にあらわれているように思えます。大きな賞をとった時期が画家の水彩から油彩へのターニングポイントだったことは無縁ではない、そんな気がする絵です。
(西)とは西洋という意味で、家々という題で連作していた頃、そのような命名方を使っていたそうです。