米津アトリエ

画家米津福祐の珠玉の小品を展示しているアトリエです。画家の一言も添えて。

2024-01-01から1年間の記事一覧

Fの花(4)

Fの花(4) 2021年7月28日、色紙(縦273mm×横242mm)、水彩 一見無作為に見えるにじみが、まとまりのある花瓶の花になっています。画家はYonezuの「Y」や、Fukusukeの「F」をつかって絵の題にすることがあります。Yの風景とかFの花とかいう風に使います。 ラ…

春の花(2)

春の花(2) 川柳誌六文銭表紙絵。 2021年3月22日、縦161mm×横198mm、ペン画 ペン画に薄墨色を掃いて花を浮かび上がらせています。 ランキング参加中絵画、アート

初夏の庭(親戚宅にて)

○○さんの庭から 親戚宅の庭から描いた御代田の初夏。 2021年8月、縦181mm×横255mm、水彩、ホワイトアイビス水彩紙 御代田(みよた)町は、リゾートの軽井沢、懐古園のある小諸市、移住に人気の佐久市などに囲まれた、自然豊かな町です。北部には浅間山の裾野…

大根

大根 大根ながら大胆な絵。我ながら。 2019年3月、縦246mm×横334mm(約4号)、水彩 赤かぶか?と思ったら、背景が赤い大根だった。 ランキング参加中絵画、アート

古い街なみ

古い街なみ 古いスケッチブックを見ながら想像した街なみ。川柳誌六文銭表紙絵。 2020年6月17日、色紙サイズ(縦272mm×横240mm)、水彩 画家が言うには日本の街を描いていると電柱を何本も省くことになるのだとか。電柱というものは普段意識していないので気…

くたびれた靴

くたびれた靴 一緒にいろんなところへ行った靴。履き古した靴には描きたくなる趣がある。川柳誌六文銭表紙絵。 1988年10月2日、縦235mm×横267mm、ペン画 ランキング参加中絵画、アート

父の道具箱から(鋏・ナイフ)

父の道具箱から(鋏・ナイフ) 器用な父はなんでも手づくりでつくった。昭和20年代のこと。週刊うえだ掲載。 2020年6月30日、縦177mm×横259mm、アクリル 祖父はほんとうに器用な人でした。幼少から青年期まで日本橋で丁稚奉公していた人でした。ギターもひけ…

卯月好日

卯月好日 どこかのわら屋根の家に犬と鳥を添えた。川柳誌六文銭表紙絵。 2024年4月、約F2(縦190mm×横240mm)、墨 墨のにじみを生かした屋根と・・・。あ、これ鳥か、犬の糞に見えてしまった笑。 ランキング参加中絵画、アート

浅間山(7)

浅間山(7) 浅間山はあちこちで描いた。 2022年春、縦259mm×横358mm、水彩 浅間山は季節によって、また見る場所によって様々な表情を見せるので、あちこちで描くことができる山です。山顛にはいつも白煙がたなびき、憤怒の時宜をうかがっていますが、小山敬…

花見 帰るぞ!

花見帰るぞ! 武石大布施の彼岸桜。ビックリするほど大きな桜の木。 2022年4月、縦172mm×横140mm、水彩 上田市のホームページによると・・・ 『武石大布施の彼岸桜は、樹齢330年と推定され、高さ16メートル、幹まわりは約5メートル30センチあり、武石地域に…

紅梅と少女

紅梅と少女 母が新潟から上田へ嫁にきた頃、まだしばらくは「まるまげ」を結っていた、と言っていたが、それを思い出し古い写真を見ながら描いた。週刊うえだ掲載。 2020年4月15日、色紙サイズ(273mm×242mm)、水彩 祖母は新井(新潟県妙高市)の人で1910年…

青い建物のある風景(上田創造館近くにて)

青い建物のある風景(上田創造館近くにて) 週刊うえだ掲載。一見どこにでもある景色だが、シンプルな建物のかたちと、道と斜面のバランスが面白かったので描いた。 2021年4月27日、縦247mm×横334mm(ほぼF4号)、水彩及び色鉛筆 ランキング参加中絵画、アー…

今日食べた野菜

今日食べた野菜 週刊うえだ掲載。野菜を沢山食べるように心がけている。好物ポテトフライ。 2021年7月、縦181mm×横256mm、水彩、ホワイトアイビス水彩紙 野菜を食べるはいいにしても、ポテトフライてのはどうなんだろうか。「好物じゃがいも」だったらまだし…

豆/唐辛子

エンドウ豆 唐辛子 雑誌のカット・イラストとして描いたもの。2000年頃、縦254mm×横180mm、水彩・ワトソン紙 ロータリークラブ誌に依頼された絵だそうです。 ランキング参加中絵画、アート

カラオケクイーン

カラオケクイーン みんなが聴き惚れためちゃ歌の上手なおばさん。 2007年、縦182mm×横225mm、ペン画、なにかの裏紙 よく知らない人を、カラオケボックスの暗闇で描いた、とのこと。なにかの通知の裏面に描いてあるので、うっすら字がみえる。 たのまれて人様…

クローバー

クローバー 2007年、縦158mm×横202mm、ペン画 クローバーはシロツメクサといい丸みのある白い花がつきます。ツメクサは詰め草の意味で、昔オランダから日本へ輸入したガラス製品などの緩衝材に使われていたのがその語源である──とのことでした。 ランキング…

野菜ダンス

野菜ダンス クラブ誌の依頼でカットを描いた。 2000年頃、縦210mm×横182mm、水彩・ワトソン紙 ランキング参加中絵画、アート mikiatelier.base.shop

チューリップなど

チューリップなど 連写するように何枚も描いたものの一枚。 2001年、縦337mm×横250mm(F4)、水彩・ワトソン紙 動かない花に動きをつけるために素早く何枚も描くことがある、とのことです。勢いのある絵を描く、という意味だと思います。 ランキング参加中絵…

西欧風景(2)

西欧風景(2) 川柳誌表紙絵。仲間とヨーロッパ旅行へ出かけたときの写生から。 1984年、縦193mm×横272mm、墨 ランキング参加中絵画、アート mikiatelier.base.shop

緑と黄の南瓜

緑と黄の南瓜 雑誌のカット・表紙絵として描いたもの。 2001年頃、縦255mm×横180mm、水彩・ワトソン紙 ランキング参加中絵画、アート mikiatelier.base.shop

暑いので裸で御免。

暑いので裸で御免。 どこかの表紙絵だったかな。 2017年8月、縦190mm×横176mm、水彩、薄い紙 暑中見舞いの絵か、なにかの寄稿だったそうな。夏、実家へ行くと、母がクーラーぎらいなので父が裸同然でいることがありました。やがて夏の暑さが変わり世の中から…

滝 滝を眺めるのは遠い場所からだ。近くで描いたら絵にならない。忙しく落下する滝はゆったりした気分ではかけないモチーフ。 2021年、色紙(縦273mm×横242mm)、水彩 画家が言うには滝は落ち着いて描けない対象のようです。 ランキング参加中絵画、アート m…

夕暮れ

夕暮れ 夕暮れの風景を夕暮れに描きながら、その日あったいなやことを思い出しては、まあいいかと気を取り直したりする。 2021年、色紙(縦273mm×横242mm)、水彩 ランキング参加中絵画、アート mikiatelier.base.shop

福祐大納言擬(ふくすけだいなごんもどき)

福祐大納言擬(ふくすけだいなごんもどき) 馬に乗って町内を駆けめぐりたい、そんな迷惑な願望がひそんでいる。 2021年、色紙(縦242mm×横273mm)、水彩 老いてなお多感な自画像です。 ランキング参加中絵画、アート mikiatelier.base.shop

小鳥

小鳥 庭の木に鳥がきた。瞬時に居なくなったけれど。 2020年、色紙(縦272mm×横242mm)、水彩 なんていう鳥かと聞いたら「スズメじゃない鳥」とのこと。鳥の名前はわからなくても、スズメかスズメではないかだけは誰にでもわかるものですよね。 ランキング参…

赤い花など(3)

赤い花など(3) ぎっしり束ねた重い花束をいただくと責任の重さを感じることもある。 2021年、色紙(縦242mm×横272mm)、水彩 ランキング参加中絵画、アート mikiatelier.base.shop

はな(椿)(8)

はな(椿)(8) 手すきの和紙に写生した。 2018年3月3日、縦160mm×横232mm、水彩・ペン、手漉き和紙 コウゾの皮を煮るところからすべて手作業でつくられた和紙だそうです。和紙の風合いを感じる花の絵になっていると思いました。 ランキング参加中絵画、ア…

おかえり!(父の帰郷)

おかえり!(父の帰郷) 忙しかった時代、仕事で数日上京して帰ってくると、おみやげはなんだろうと期待する子供たちが待っていた。(それを時代劇風に描いた。) 2004年12月22日、縦213mm×横186mm、水彩・ペン、ごく薄い紙 久しぶりに帰ってきた父を見てお…

独活(うど)

独活(うど) 天然のうどは苦いが春を感じる。ちょっとゆでて味噌で食べる。 2021年4月3日、縦162mm×横228、水彩、ワトソン紙 うどといえば「うどの大木」といううどにとっては不名誉な言葉で知っているものの、なかなか食べるには至らない野菜です。独活と…

はつなつの風

はつなつの風 はつなつ の かぜ と なりぬ と みほとけ は をゆび の うれ に ほの しらす らし・・・会津八一 2021年6月7日、縦235mm×横270mm、水彩、ワトソン紙 絵の裏に会津八一の歌が書いてありました。現代語訳すると「初夏の風になってきたなあ、と仏…