米津アトリエ

画家米津福祐の絵を展示しているアトリエです。画家の一言も添えて。

かたぐるま(3)

かたぐるま(3)

この頃かたぐるまの構図を何枚か描いた。そのひとつが県展で最高賞をもらったこともあって思い出深い。

1975年、530×410(P10)、油彩

過去に描いた古い絵を久しぶりに見たとき画家は「ああいい絵だなあ」としみじみ言うことがあります。もちろんドヤりたいのではなく、率直な感想です。この絵もしきりに感嘆しました。かつて執心したテーマ、当時の思い入れや画風、そういったものが去来し感極まるのだと思います。上の紳士はドクロの影を持っていますが、とくに死神を想定したのではなく、当時自分のなかでドクロが流行っていた、と画家は言いました。細長い構図を意識してPのキャンバスに描かれています。